新しい家族

4年もここに日記を書いてなかった。

読み返せば、すっかり忘れていることばかり。

そして振り返れば懐かしい思い出。

この間にいろいろなことがあった。

家を出て勝手に入籍した娘との葛藤。
これは人生の大きな節だったけど、今確実に節から芽が出てきている。
娘ともほんとうによい関係になれた。

こちらの心の持ち方しだいでどんな出来事もみなプラスに転じていける。

息子のお嫁ちゃんは本当に優しくて朗らかでいい子。

今日お嫁ちゃんとメールをやりとりしながら、うれしくて泣いてしまった。

夫の家に嫁いでからというもの、自分の存在感などほとんど感じられなかった。
嫁は嫁でしかなく、いつまで経っても姑に大切な存在は実の娘だった。
それは仕方ないことなのだと思うが、あけらさまにそれを見せられると虚しさが心に響いた。

小姑は私に対して敵意をむき出しにしてくる。
穏やかに専業主婦として幸せな日々を送っている私のことが憎らしくてたまらなかったようだ。
人生、皆いろいろな修羅場を乗り越えてきている。平穏な日々がずっとつづくなんて有り得ないのに・・・
小姑はお金を貯めて財を築くことによって、私に対抗しようとしてきたのだろう。眉間に皺を寄せながら。

でも私のこの幸せはお金では決して買うことのできないもの。
彼女の心にこれからどれほど虚しさが襲ってくることか・・・
もはや私には何も関係ないことだけど。

私には宝物のような子どもたちがいる。
そしてあらたに宝物が加わってくれた。
お嫁さん、お婿さん。

これからはその家族とともに、新しい○○家を築いていく。

お嫁さんもお婿さんも、二人ともご両親から大切に大切に育てていただいた子たち。
その思いをしっかりと受け継いで、彼らが決して傷つくことのないように、
わたしはこれから新しい家族とともに生きていく。