2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

恐れの連鎖

オゼは小さい頃からママによく殴れられた。 ふと気付けば、ママになぐられるようにのなったのは、ママが恐れを抱くようになってから。 それはオゼが高校生になるまで続いていた。 オゼは縁のある人たちにそれから何人か殴られた。 理由はあったにしても、ど…

オゼのママの恐れ

オゼはママの中にある「恐れ」の部分がとても気になっていた。 オゼは最近になってママに単刀直入にきいてみた。 「ママって何か起きるとたちまちパニクってしまったり、 とても臆病なところがあるけど、その『恐れ』はどこから来ると思う?」 ママは教えて…

高血圧に喜んじゃったり

娘は宝塚から、そして私たちは浦安から、 それぞれに父に会いに静岡に。 猛暑の中、青春18切符でなく新幹線にすればよかったと多少後悔しつつ、でもそんな旅もそれなりに楽しんだ。 母は娘を見つけるや否や、娘に抱きついた。 「わぁ〜うれしい。カヨちゃ…

二人の相対する叔母

父が病院で寝たきり状態になってから、 父を通じて、いろいろなことを学んでいる母とわたし。 先日父の病室に、私にとって叔母にあたる二人の女性が 偶然にも同じ時にお見舞いに来てくれた。 一人の叔母は、父の実の姉。 もう90歳をこえて杖をつきながら、…

母と神について話す

なんやかんや言って毎日母と電話で話している日々。 今日は母に 「離婚してもおかしくないような関係だったのに、 両親がこうしてずっと連れ添ってくれたこと、 子どもとしてすごく感謝しているよ」 って話すと、 母は、 「それはね、私の努力じゃないの。神…

あたふたと

あれ、水道のレバーどっちだったっけ。 下げると止まるんだっけ。あれれ。 うわっ、止めたはずが・・・ あれっ、おにぎりの具ってどこだっけ。 一週間前のことなのに、こっちの台所のことをもう忘れてる。 食器洗いのスポンジ。 んーー、これって流しを洗う…

母の母親のように・・・

私の母は小さい頃に実家の養女となった。 祖母は物静かで喜怒哀楽のあまりない人だった。 母は翌日からすぐに「おかあちゃん」って呼んでいたらしいけど、でも母の記憶に母親とのふれあいの思い出はない。 先日そんな話を聞きながら、 「お母さんそれでさび…

もう浦安

浦安に着いたぞ! こっちも夫がひどく散らかしてくれている。 私は移動のたびに掃除おばさんだ。 夫はA型なのに全然きっちりしてない。 夫の両親はどちらも几帳面なのに・・・ まあ私の存在の意味を夫も子どもも残してくれているのかも・・なんて自分を励ま…

息子と娘の試練

息子と娘はこの春から社会人。 電機メーカーに就職した息子は、新人研修が終わった後、自宅最寄の電気店で一ヶ月の見習い。見習いと言っても力仕事。今のシーズンだとエアコンの取り付けのお手伝い。 毎日くったくたになって帰ってくる。 来月から息子はは本…

庭の剪定

ちょっと気分が落ち込み気味で、 読書したりぼーっとしたりそんな時間をすごしていた。 ふと窓を外をみると、アジサイが見事に成長して 物干しの場所まで占領してきていた。 花も終わり剪定の時期。 いつもは夫ちゃんのお仕事なのだけど、 今年は帰ってこな…

さよならしたら、手放したら、ごめんねって

数日前に、心に大きなショックを受けました。 身体に大きな痛みを受けた時、人は大きく変わる時期を迎えているとある本で読んだことがあります。 ペインボディという言葉で表現していました。 今回はペインハートというべきかな。 宝塚に帰ってから、自分の…

長い昼寝

ここ数日の私の掃除へのエネルギーは、我ながらすごかったと思う。 今朝、娘のお弁当を作って、そしてソファー等を粗大ゴミに出し、息子を送り出し、ゴミ当番を済ませたら、 一気に睡魔に襲われた。 昨日も深く眠れたが、朝起きた時に、身体に疲れを感じた。…

徹夜

あたしは(あえてあたしと言いたい)一体どうしちゃったんだろう。 昨日の夜からずっと片付け物をしていて、結局朝を迎えてしまった。 片付ける、捨てる、拭く、この繰り返しにひたすら没頭。 でも全然疲れないから不思議。 今朝は山ほどの洗濯物を次から次…

安心

娘は毎朝5時に起きる。 7時に家を出るのに、その2時間前。 私の寝室と彼女の部屋は隣同士なので、彼女のドアが開いた音で目を覚ませば、お弁当の時間には十分間に合う。 それで目覚ましもかけず、昨日は眠った。 やっぱりいつもの私に戻ってた。 枕に頭を…

昨日から掃除おばさん

台風が過ぎ去って、昨日の飛行機で関西入り。 娘と途中で待ち合わせしてランチして、 娘のお買い物に付き合って(これがなかなか決まらない) 家に着いてどひゃーーーーー! 娘は一応前日からがんばって掃除したようだけど・・・ 二ヶ月も家を空けていたら・…

気分転換に出かけたら、またも偶然

意識していないところでかなり疲れていたようで(私が疲れるような問題ではないのに)、土曜日に久しぶりに不定愁訴があらわれた。 そんなんで土曜日はのんびり過ごした。 父は集中治療室から大部屋にもどった。 「すやすやとよく眠っていたよ。だから安心し…

時節柄かな

静岡から帰って、毎日夕方になると母に電話する。 私が見舞いに行くと、必ず翌日から病状に変化が出るので、 今回は毎日様子を聞くようにしてる。 父は集中治療室で治療中。 父自身はまったく苦しくないようなのだが、 心臓が弱っているようで・・・ そのた…

二人の女性の話

静岡に帰って、母から面白い話を聞いた。 母よりちょっと若いある女性。 何年か前まではある宗教の教会長をしていた。 まあやり手の女性だった。 夜中の12時に教祖のお墓に一人で参って祈りをささげるような強靭な精神の持ち主だった。 「ねえお母さん、あ…

七転八起のセローム 過酷な運命

買ってきた時にはこんなに立派だったセロームちゃん。 鉢には「七転八起」と書かれていた。 最初はその意味がわからず・・・ しばらくすると葉っぱが一枚、二枚と枯れてきた。 ハダニの影響だった。 ごめんね、セロームちゃん。 そしてついには全部枯れ、「…

静岡にて話す(放す)

金曜日に母に電話して父の様子をたずねたら、ここ二週間ほどで病状がかなり悪化したときかされた。 下半身に力が抜けていく自分を感じた。 母は夜中に父に何度も起こされてかなり参っている様子だった。 「お母さん、私が手伝うとしたら、一番してほしいこと…