2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

大阪堀江コクーンのライブに・・・

堀江と言えば大阪の若者にとってはお洒落な街。 堀江系ファッションという言葉もあるくらいで、息子も大学生の頃よく遊びに行っていた。 昨日はそんな堀江にあるライブハウスにてコクーンのコンサートがあった。 9月に入っていろいろとあって、友だちに連絡…

 とりあえず手放す

父が亡くなり、しばらくの時間の経過とともに、私はある感情に苦しんでいた。人を分析しない、人をジャッジしない、そう思いつつ、いつも心の中はその思いでふくれあがっていた。 でも決めた。とりあえず手放すと。 理屈ぬきに手放しちゃえばいいんだ。後は…

 愛され広まっていく陰に

今朝早朝6時半から大好きなコクーンがラジオ出演され、MBSの番組の中で生で歌われた。『永遠の絆』が流れると私はすぐさま涙腺が緩んでしまうのだが、今日はちょっと違う感傷にひたっていた。6時半に生で歌うために、コクーンの二人は何時に起きたんだ…

 控えめに

岡山でのコンサートで私があんなにウフフ状態になったのは、演奏に押し付けがましさが全くなくて、むしろどちらかというと抑えすぎなほどに最小限の音で演奏されていらしたから。 できる人は余分なものを削ぎ落としていける。 「大人の音」と感じたのはそこ…

昨日は岡山へ

今回宝塚に帰ってきたのは、何のことはない『ごみ当番』のため。 宝塚に帰る前に友だちに電話した。 「木曜日に岡山にとんさんのコンサートに行くんだけど・・・」 すると間髪入れる間もなく友だちは「私も行く!」と。 彼女は今週その日だけが空いていたの…

9に縁がある

父の亡くなったのが平成19年9月9日19時。 実は私はそうなる予感がしてた。なんとなく。そしてその日はコクーンの渋谷でのライブの日だった。夫と二人で行きたいなと思いつつ今年は予約を入れられなかった。そして今回大阪でコクーンのライブにいける。…

身をひく

昨日用事があって母のところに電話すると、親戚の人が来るので慌てている様子だった。 その親戚というのが母と同じ人生を歩んだ人らしく・・・。そしてその息子さんは38歳でひきこもりだとか。 私はその話を聞いた瞬間、いてもたってもいられなくなった。…

お骨にふれたとき

父のお骨が焼きあがってお骨拾いの時、最初は普通に両側から二人でお箸で骨壷に入れたのだが、入りきれない頭蓋骨を見た瞬間、係りの人に「さわってもいいですか?」と思わずたずねてしまった。父のぬくもりが感じられるようなそんな気がしたのだ。係りの人…

久しぶりの宝塚

今日は浦安を5時半に出て、6時半の飛行機で大阪に向かった。 東も西も今日は蒸し暑い朝だった。東京大阪は意外に近いもので、宝塚の自宅には8時半ごろには着いた。 着くと娘は一生懸命掃除の最中だった。 仕事で疲れているだろうに早起きして私たちのため…

認知症の始まりか

夫の母の様子がおかしい。 認知症の始まりか・・・波乱万丈の中を生きてきた私の母は心がしなやかで打たれ強い。 私とケンカしてもすぐに立ち直り、そしてそれらをすべてプラスとして取り込んでしまう。 その点は神を信じ信仰心をもっているお陰かなと思う。…

青空が好き

今までは雨の日も曇りの日も好きだった。 でも今は真っ青に晴れた空がいい。 それだけで今の私は心が癒される。私は葬儀が終わって、片づけを済ませ、その日のうちに浦安に帰ってきてしまった。 夫が「もうdemiは限界みたいだ。このままだと爆発しそうだ。爆…

アヴェマリアを聴きながら

アンドレア・ボチェッリのアルバム『Sacred Arias』からアベマリアを繰り返し聴いている。 大きな波が寄せてきた時、そしてその波が過ぎ去った時、私はいつも天をあおぎながらこの3つのアヴェマリアを聴いていた。昨日は一日泣かないでいられた…

感謝

一人で付き添ったのはたった一晩だったが、あの日寝ずに心をこめて看病できたことが、私の心を今支えてくれている。感謝の気持ちを口に出して言えた事、父の手や頬に優しくふれてあげたこと。見るに忍びないくらい苦しむ父の姿を、後ずさりすることなく体で…

日に日に募る想い

天を見上げると涙が出てくる。 晴天の青空も、夜の星空も・・・ 「お父さん、今どこにいるの?」いつもそんな風に語りかけながら、 あの日感じていた父のぬくもりを思い出している。父は最期に家族みんなに囲まれ大往生だった。 でも私は知っている。 その直…

さびしいな

今日は夫は仕事。 ひとりぼっちの昼間。 あかるい日差しを浴びていると、とめどもなく涙があふれてくる。父との懐かしい思い出が沢山思い出されて・・・ もう一度父に会いたくて・・・ 会いたくて・・・ ふれたくて・・・私を生まれてからずっと愛してくれて…

あれから一週間

お父さん、お父さん・・・昨日の夜中にここに帰ってきてから、 私はずっと天にいってしまった父にそう呼びかけている。一週間、ほとんどまともに寝てなかったので、 今朝は夫を送り出してから、午後まで眠ってしまった。曇っていた空も、昼からは秋晴れの空…

父との別れ

みんなの疲れはピークに達していた。 椅子に腰掛けて全員がウトウト眠ってしまうこともあった。しだいに浮腫んでいく父の体。 手の指も足もパンパンに浮腫んでいた。夕方の6時ごろ、一時心拍数が急変した。 母は「お父さん!」と言って泣き出す。 その母を…

覚悟して 2

夜が明けるまでの病室は暗くさびしかった。 一人に付き添うのは心細かった。 カーテンを開けてお日様がのぼるのを待っていた。朝6時、明るくなると看護士さんたちも来て下さって、心もち気が安らいだ。 夜間お世話してくださった看護士さんが挨拶に来てくだ…

覚悟して

「この土日が山だと思う」その言葉を聞いてから、何をしてもうつろだった。夜、やっと覚悟を決めて静岡に向かう準備をした。 夏の絽の喪服もカバンに詰めて・・・ 長丁場になる覚悟で着替えもいっぱい準備して。浦安で沢山のお金をおろした。 こういう一つ一…

覚悟

覚悟は決めていたものの、夫の顔を見た途端に張り詰めていたものが緩んで思わず泣きそうになった。時期は刻々と近づいてきている。朝兄から電話が入る。 鼓動が高まる。「今悪いながらに容態は安定している。一応透析するようになったから・・・でも途中で血…

嵐の日だった

先日の静岡への旅の記録も残しておきたいのだけど何やら落ち着かず・・・ 落ち着かないから縫い物をして気を紛らしている。夕方兄から電話が入った。 父の容態が急変したもよう。 とうとう個室に入ってしまった。 明日透析ができない状態であれば、覚悟をき…